女性から性別を変更し、結婚して父親になった男性がいます。
前田良さん(41)。前田さんが4日、島根県安来市で講演を行いました。題して「パパは女子高生だった」。教育関係者も多数集まる中、前田さんが訴えたこととは…。
現在、兵庫県宍栗市に住む前田さんは、子どもの頃から、いろいろな場面で、性の悩みにぶつかってきました。その悩みは、幼稚園の頃から自覚していたといいます。
前田良さん
「周りからこう言われました。女の子だから、スカート履きなさい。女の子だから、赤い服着なさい。女のだから髪の毛のばしなさい」
前田さんは、そう言われた時に、『なんで?』と疑問を感じました。前田さんは黒色が好きで、短い髪が好きだったそうです。
でもそれを周りに伝えると、返ってきた言葉は『それは男の子だよ』。
なぜ自分が好きなものを好きと言ったら、それを否定されるのか、その違和感が前田さんの悩みの始まりでした。
小学校に入学する際には、黒いランドセルが欲しかったそうです。でも買ってもらったランドセルは赤色でした。小学校5年生の頃には胸が膨らみ、生理も始まりました。
前田良さん
「僕はその時に、絶望を感じました。自分が女性の体だっていうのは分かってるけども、なんで、胸が膨らむの、なんで生理があるの、とすごく辛くなったんです。でも、その辛さを誰にも言えないんですよ」
性の悩みを1人で抱え込むしかなかった前田さん。中学時代は、スカートの制服を着ることがつらかったそうですが、そのことを親にも先生にも、友だちにも言えずにいました。
そして、進学した鳥取県内の女子高の入学式へは、ブレザーとスカートの制服を着て学校へ行くと、髪を短くしていた前田さんに上級生が言った言葉は、『男の子が女装して入学してきた』。
自分の悩みを誰にも相談できなかった前田さんは、高校時代、死ぬことも考えたそうです。
前田良さん
「でも、今、ここで死んだら、僕は女性として葬られる。でも僕は、男として生きたい。でもまだ、男として生きてないじゃないかと思った時に、ちょっとだけ生きてみようと思って」
そう決めて勇気を振り絞り、学校の先生に『スカートをはきたくない』と訴えましたが、返ったきた言葉は、『我慢しろ』でした。
高校を卒業し就職した前田さんは、20歳の時に性同一性障害と診断されました。そして性別適合手術を受け、2008年に戸籍を男性に戻し、その後、パートナーと結婚します。
前田さんは、このパートナーと結婚したいと思った理由をこう話しました。
前田良さん
「パートナーだけだったんです。僕を1人の人として見てくれたのが」
前田さんご夫婦は、AID(非配偶者間人工授精)で、男の子を授かりました。
前田良さん
「僕はめちゃくちゃ嬉しかったです。すごい嬉しかったです。でも、世の中はそうじゃありませんでした。子どもが生まれた時に言われました。『可哀そうな子が生まれた』と」
市役所に出生届けを提出するも、受理されませんでした。民法772条には「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」とあります。前田さんは、結婚して子どもを授かったにも関わらず、認められませんでした。生まれた男の子は2年間も無戸籍の状態にされてしまいます。
前田さんは、法律上の子である「嫡出子」として、生まれた子を認めさせる訴えを起こします。2人目の男の子も誕生しました。
前田良さん
「僕はおかしいと思うことに声をあげることの大切さを、子どもたちに伝えたかったんです」
一審、二審は敗訴。しかし、2013年、最高裁で勝訴。正式に親子として認められました。
信じて欲しいの
この人は見た目しっかりおじさんに見えるなあ
はるな愛なんかも見た目おばさんに見えるし
が、たいていのオカマははるな愛なんかと違ってがたいのいい女装まるだし男
どう見ても男(しかも汚いジジイ)ばっかり
よほど優秀な医者とかだったのか…
これなら本望なんだろうな
応援するぞ
性犯罪者は◯ね
同意
結局のところどうなんだろ?
個人的な見解では性別への同一性ではなく自分自身の自己同一性の障害だと思う。性転換したもののしっくりこなくてまた元に戻すとかも多いらしいしな
当事者だけど、ぶっちゃけ心の性別とか思い込みとか関係ないと思う
自分の理想や希望を実現していったら逆の性別になってしまったって感じ
じゃあ
「ここまで性転換手術とかしないと保護されないニダかアアアアアアア!?」
って言う話はまた別の話
舘ひろしかな