『生きる意味が見いだせない…』ジャニーズ性加害問題で揺れる「ファンたちの思い」
故・ジャニー喜多川氏の性加害問題の影響で通称『ジャニヲタ』と呼ばれるファンたちも悲鳴をあげている。「性加害
は容認できない」と訴える一方で、今後、どう応援していったらいいのか……その胸中は非常に複雑だ。彼女、彼らが
ジャニーズに向ける思いとは――。『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)の著書もある「元祖ジャニヲタ男子」の霜田明
寛氏にライター、アケミン氏が聞いた。
「推しを推すことがあたしの生活の中心で絶対で、それだけは何をおいても明確だった。中心っていうか、背骨か
な。」
宇佐見りんの小説『推し燃ゆ』(河出書房新社)では、自分が応援するアイドルを「背骨」と表現する。ファンにとって
“推し“は、生活を支える支柱であり、ときに信仰の対象のような存在だ。
しかし今まさにその「背骨」が揺らぎ、胸を痛めているのがジャニーズファンだ。
「『連日の報道が耐えられない』『不眠症に陥ってしまった』『生きる意味が見いだせない……』という悲痛なメール
が僕のところにも届いています。僕自身は一連の性加害問題を擁護するつもりは毛頭ありませんし、けっして自分がファ
ンを代表しようなどと思っているわけでもないです。それでも今も『僕はジャニーズが好きだ』と言いたいです」
そう語るのは、『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)の著書もある霜田明寛氏。9歳でSMAPに憧れ、18歳でジャニーズ
Jr.オーディションを受けた「元祖ジャニヲタ男子」だ。
「ジャニーズファンを公言すると、ともすると『性加害集団を肯定するのか! 』と叩かれてしまう現状はとてもしん
どいですね。『自分の推しているタレントが性被害にあっていたのかもしれない』と押しつぶされそうになっている人も
います。また、著名人の中には性加害問題だけでなく、ジャニーズ文化全体を責めるような発言をしている人もいること
も見逃せません」
特にファンたちが気にしているのは社名の変更だ。10月2日には会見でその経緯が伝えられるとしているが、熱心なファ
ンはこの問題をどうみているのか。
「被害者感情を考えると『社名を変えるのは当然だ』と思いますが、ファンにとっては複雑。9月7日の会見で東山紀之
さんもタレントたちのプライドだと語っていましたが、社名はジャニー喜多川氏の個人名でなく、そこで育っていったタ
レントたちのスピリット、抽象的な記号、エンターテインメントの捉え方、努力する姿勢という総体的なものとして捉え
ている人も多いのも事実です」
世間とファンの間に横たわる「解像度の差」
「ジャニヲタといわれる僕らから見ると、ときに大手メディアの記事ですら事実誤認と思えるような報道もあります。
そういった意味でも世間とのギャップを感じざるをえません」
たとえば、新社長に就任した東山紀之氏が9月7日の記者会見で述べた『夢や希望を握り潰された彼らと夢を諦めた僕と
で、しっかり対話をする』というコメントもその一例だとか。
「夢を諦めた僕」というフレーズが、「新社長と被害者は立場が違うのに、まるで対等のようだ」と反応する人が続出
した。
「これも東山さんの活動を追うと、今年6月に初めて個人ファンクラブが設立され、年末のディナーショーも発表された
ばかり。
『東山さんは生涯、表現者として活躍するのだろう』というのがファンの共通認識だったと思います。そういった東山
さんの活動をふまえると、今回の就任劇はファンの間ではかなりの衝撃で、東山さん本人にとってもその決意は想像を絶
するものだったはずです。しかし、そういった葛藤や複雑な背景は、なかなか世間には伝わりづらいものだと感じまし
た」
ジャニーズ性加害問題に限らずとも、素人のほうが一元的で大胆な物言いをし、専門家のほうが慎重に言葉を選ぶとい
う構造は、しばしば見受けられる。
特にインターネットでは後者の語りは「わかりづらい」と嫌悪され、前者が多くの「いいね」を獲得し、もてはやされる
傾向にある。さらにその延長線上には、デマや陰謀論がある。
「過去には僕自身も、自分の知らない分野については、雑で一方的な意見を述べていたのではないか、と我が身を振り
返りゾッとしました」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5610fe1075f584ebb9caf84cc40c37861d414fea?page=1
芸スポを見ても妄想や憶測の机記事が多い
依存しすぎだわ
ファンというよりこれに近いだろうな
散々貢いできたし
ファンというより、信者がしっくり来てたが、信者というよりホスト狂いの方がよりしっくりくるな。
俳人化してたからそうなるだけ。
人間らしさや個を取り戻そう。
タレントは自分の顔すら知らない関係であることをしっかり気づくことは大事。