京の「スパイダーマン」逮捕　団地の壁をよじ登り金品を窃盗　被害総額約２２１万円

公営団地の壁をよじ登りベランダから侵入する手口で金品を盗むなどしたとして京都府警向日町署は６日、窃盗などの疑いで同府長岡京市奥海印寺大見坊の無職、辻真之介被告（２８）＝窃盗罪などで起訴済み＝を逮捕・送検したと発表した。同署などは計２３件（被害総額約２２１万円相当）の犯行を裏付け捜査を終結した。

捜査関係者によると、辻容疑者はその手口から捜査員の間で「スパイダーマン」と呼ばれていた。「生活費や遊興費のためにやった」と容疑を認めている。

送検容疑は令和４年９月～今年６月、京都市内や大阪府島本町などで、公営団地や民家のベランダから窓を割って室内に侵入し、現金や財布、バッグなどを盗む空き巣を繰り返したとしている。

向日町署によると、辻容疑者は現場を物色した後、インターホンで住人の不在を確認するなどした上で犯行を繰り返していた。公営団地の雨どいなどをつたってベランダに侵入する手口で、５階の部屋までよじ登り犯行に及んだこともあるという。

引用元：https://www.sankei.com/article/20231006-SUWY5ARQ2ZKZRKGPX6EAZOKWQI/